自分自身を大切にする

介護者が、介護を必要とする患者さんを守るために頑張り過ぎたり、自分の感情を抑え込んだりすると、自身の健康を害したり、精神的なストレスが生じて、患者さんはもちろん、看護師(訪問看護師など)、ケアマネージャーやホームヘルパーといった専門介護者とのコミュニケーションが困難になる可能性があります。
介護者が最善のサポートを続けるためには、サポートする範囲(自分の限界)を設定し、自分自身を大切することが何よりも重要です。

自分自身の生活と健康を守る

病気や自分の体を自分の思うように動かせない方を介護・介助することは、人として成長する豊かな経験になる可能性があります。しかし、介護者の人生が後回しになってしまうこともあります。
日々のサポートにおいて、身体的に疲れ果てていたり、精神的に大きなストレスを感じたりしている場合は、大切な人を笑顔でサポートすることが難しくなります。大切な人を長く支え続けていくためにも、自分自身も大切にすることがとても重要です。
時には、自分の時間をとり、息抜きをしてみましょう。そして、自分の健康を何よりも大切にして、社会活動を維持するように心がけることが大切です。

自分自身の生活と健康を守るの説明画像1 自分自身の生活と健康を守るの説明画像2

自分の限界を設定する

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大切な人の日々のサポートは、介護者にとって大きな労力を費やし、生活の質に影響を及ぼすことがあります。そのような状態のままサポートを続けると、ストレスがたまり、介護者自身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
大切な人を支え続けるためには、頑張り過ぎないように自身でサポートの限度を設定して、できる範囲内で精力を注ぐことが大切です。

一人で抱え込まないことが大切

一人で抱え込まないことが大切の説明画像

自分一人では解決できない問題や状況に直面したとき、「こんな問題で助けを求めるのは周囲の人に迷惑をかけるのでは?」、「思いやりが足りないと思われるのでは?」などと考えてしまい、誰にも相談せずに苦しんでいる人は少なくありません。
しかし、ネガティブな感情を持つことは、介護者自身がよいサポートができないことを意味するわけではありません。そのような自分の感情を受け入れて、周囲の人に自分の悩みや不安を打ち明け、家族に助けを求めること、また、看護師(訪問看護師など)、ケアマネージャーなどの専門介護者やかかりつけ医に相談して助けてもらうことが最善の方法です。
介護者自身を支援してくれる人たちに協力してもらえば、介護が必要な患者さんへのよりよいサポートが可能になります。