遺伝性の病気について 遺伝について

(1) どうしてこの病気になってしまうのですか?

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この病気は、親から子へと病気の原因となる“遺伝子”を受け継ぐことによって起こります。

遺伝子とは、血液型、見た目、特定の病気へのなりやすさといった体の特徴を決める情報のことです。
また、これらの情報が親から子へと受け継がれていくことを遺伝といいます。
遺伝子は1 人2 本ずつ持っており、子にはそのうち1 本が受け継がれます(もう1 本はもう1人の親から受け継がれます)。両親のどちらかがこの病気の原因となる遺伝子を持っている場合、子には2分の1の確率で受け継がれます。
※遺伝子を受け継いでも、発症しない場合もあります。

父親が病気の遺伝子を持っている場合

※遺伝子2本のうち1本は母親から受け継ぎます。

父親が病気の遺伝子を持っている場合イラスト画像

(2) 誰に遺伝する可能性がありますか?

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自分が病気の場合、自分と血縁関係のあるすべての方にこの病気の遺伝子が受け継がれる可能性があります。

この病気は、親から子、子から孫へ伝わっていく(遺伝する)ことがあります。
そのため、自分の親、子、孫、おじ、おば、いとこなど、自分と血縁のある方は病気になる可能性があります。

遺伝子が受け継がれる可能性の例のイラスト