日常生活での工夫 排せつ
下痢や便秘が気になる
自律神経が障害されると、胃腸の働きが乱れて、下痢や便秘になることがあります。
食事の内容を見直したり、介護用品を利用したりして、ご自身の状態に合わせて工夫しましょう。
日常生活に支障をきたしている時は、薬の使用が必要な場合もあるので、担当医に相談しましょう。
[下痢をコントロールするためのヒント]
- 脂質を多く含む食品や乳製品を食べ過ぎないように注意する
- 脱水をさけるため、水分を多く摂るように心がける(「心臓が大きくなって動きが悪い(心肥大がある)」と言われている場合は、担当医に相談してください)
- 食事の一回量を減らし、回数を増やす
- 下痢がひどく、外出時など不安な場合は、介護用オムツなどを使用する
- 下痢がひどい時は、トイレでめまいを起こすことがあるので、意識してゆっくり立ち上がる
など
[便秘をコントロールするためのヒント]
- 食物繊維を多く含む食品(たけのこ、イモ類、こんにゃくなど)を、積極的に摂る
- 水分を多く摂るように心がける(「心臓が大きくなって動きが悪い(心肥大がある)」と言われている場合は、担当医に相談してください)
- 腹部を腹巻などで温める、入浴時にマッサージする
- 無理のない範囲で軽い運動を取り入れる(体を動かすと血流がよくなり、腸の働きが活発になります)
など